コラム連載一覧

<ナベさんの「豊かな自然に感謝!」>

第1回:山菜は「野菜」

 はじめに
 カヌーで世界中の川を中心に遊び回っている作家の野田友佑さんが昨年講演会で、「世界を色々旅してきたが、日本のブナの森でのイワナ釣りが一番好きだ」と語っていました。 私は約40年間、東北地方を中心にブナの森でイワナ釣りを楽しんできたので、その気持ちがよく分かります。
 東北地方には「ケチな親戚に行くよりブナの森の方が旨い物が食える」という話が伝わるように、ブナの森はイワナはもちろん、動植物や昆虫類等、さまざまな生物を育て、 その影響は河川を通して田畑や近海の魚介類の成長にも大きく貢献しています。
 そこで、私が渓流釣りを通して体験してきた日本の森の豊かな自然の恵みの一端を紹介させていただくことになりました。率直なご意見、感想などをいただけると幸いです。

 まだ海外の野菜が日本に入ってなかった頃は、「野菜」とはほとんどが山菜でした。神社、寺、商家などには「菜摘女」という女性を雇い、山菜採りを専門にやらせていたそうです。 青森県の三内丸山遺跡の台所跡からは山菜のコゴミ(クサソテツ)を食してきたことが明らかになり、縄文時代から日本人に愛されてきたようです。
 私は、15年ほど前から、雪の多い地方で山菜の時期に現地で「山菜教室」を開催し、採り立ての山菜をお浸しや天ぷらにして食べてきました。山菜類は、積雪が多いほど、 柔らかくて大きな物が育ち、味も最高です。
 最近は、都内で「山菜パーティ」の開催を依頼されることも多く、山菜の本当の旨さを知っていただく機会が増えて、「こんなに美味しい山菜を食べたのは初めてだ」と言われることが喜びです。 この投稿記事で少しでも山菜をはじめとする山の幸に関心を持っていただける方が増えることを望んでいます。
 今回は、今年の5月末に採取した山菜の一部の写真を紹介します。


渡辺政成(わたなべ まさなり)=埼玉憲法会議事務局次長

お知らせ


お知らせ

Copyright© 2013 Sairouren All Rights Reserved.