記念事業一覧

青年・次世代の「埼玉を知る」バスツアー


 埼労連結成30周年記念事業「埼玉の歴史を知るバスツアー」が3月30日(土)に行われ、8組織から34人が参加しました。今回は「学んで、実践して要求を勝ち取る」という労働運動を学ぼうと、 県内の労働者・市民による民主主義を求める闘いの歴史と史跡をめぐり、展望と未来を語り合うものです。
 当日は、見学先の解説を、歴史教育者協議会副委員長・日朝協会埼玉県連合会会長の関原正裕さん、埼玉県平和委員会事務局長の二橋元長さんが務めました。
 まず訪れたのは、さいたま市見沼区にある常泉寺です。1923年の関東大震災で、日本による植民地支配から非暴力の独立運動を進める在日朝鮮人と社会主義者が弾圧されましたが、常泉寺にも虐殺された 朝鮮人の墓があり、参加者が参拝しました。常泉寺は原爆の火を灯しているお寺としても有名であることが、関原さんから参加者に伝えられました。


 次に訪れたのは、日高市にある高麗神社です。関原さんから、7世紀末から8世紀初めに朝鮮半島から日本列島に渡ってきた高句麗からの渡来人が、武蔵国の高麗郡に移住し、首長となった高麗王・若光を祭神 として祀っているのが高麗神社であり、植民地の時代、日本との融和政策に利用され、朝鮮の李王・垠(ウン)、王妃の日本の皇族・方子が参拝・植樹するなど「日朝友好」の地とされたことなどが説明されました。
 午後からは航空自衛隊入間基地と米軍所沢通信基地へ。
 航空自衛隊入間基地は、平日は朝から夕方まで飛行訓練が毎日行われており、周辺住宅は危険と隣り合わせで、頻繁に爆音が響く状況であることがあらためてわかりました。二橋さんから、 入間基地では隣接地に自衛隊病院建設が動き出しており、海外での戦争の出撃拠点にもなりかねない基地機能強化が図られている現状について説明がありました。
 米軍所沢通信基地は、広大な土地に数種の通信アンテナが点在するだけでありましたが、オスプレイの飛来や横田基地造成に伴う土砂搬入の動きがあり、基地の多目的利用化が行われている現場を フェンス越しに見学しました。周辺は通学路で、文教・医療施設がいくつもありますが、住民にはほとんど知らされないまま、土砂搬入に1日100台ものダンプが通行する計画もあり、 安全・環境への懸念の声が上がっていると所沢平和委員会から説明がありました。
 参加者からは、「自分たちの住んでいる埼玉で朝鮮の植民地支配への貴重な遺跡があることや米軍基地、自衛隊基地があることを知り、とても勉強になりました」などの感想が寄せられました。



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