共済って何?HOME


昔は保険も助け合い ―今は儲け本位の営利企業に―

 保険の起源は、古代オリエント時代にあると言われています。中世のイタリアで行われていた「冒険貸借」もその流れをくんでいるものです。航海のたびに船や積み荷を担保にして資金提供を受け、航海が成功したら、その利益の一部を出資者に分配するものです。保険会社の名前で耳にする「海上保険」の名前もこんなところから付いたのでしょう。
 生命保険と火災保険は、中世ヨーロッパの「ギルド」社会のなかで始まったとされています。「ギルド」の人々が仲間の助け合いを目的に、掛金を拠出し、病気や死亡時の生活保障を行っていました。近世資本主義社会に入ると、これが営利目的の業として発達しました。「保険会社」の誕生です。我が国でも明治にはいると保険会社が誕生しました。  生命保険を第1分野、火災・自動車等損害保険を第2分野、ガン保険など医療保険を第3分野と呼んでいます。

働く者の助け合い ―労働組合共済―

 18世紀末から19世紀の初頭にかけてイギリスで始まった産業革命は、近代資本主義社会の幕開けを告げました。急速に普及する「機械」が熟練工の仕事を奪うとして「打ち壊し」から始まった労働運動は、19世紀の半ばに入って生産や消費の協同化をめざす方向でのとりくみへと発展していきます。
 一日12時間~16時間という過酷な労働を終えて、わずかな日額賃金を受け取ると、労働者は酒場(パブ)に集まり、酒を飲んでその日の憂さを晴らす毎日でした。その日暮らしの彼らは、ケガをしたり、病気になれば直ちに仕事を奪われ、何の補償もない状況に陥ります。
そんな時、パブのマスターがみんなに呼びかけ、少しずつお金を拠出させ、それを必要な人に給付しました。仲間の助け合いの精神にもとづく「共済」の誕生です。これが現在の労働組合の原点だといわれています。

…だから、今すぐ保険の見直しを ―埼労共に相談して可処分所得を増やそう―

 「入れます○○保険」「50・80喜んで」等のキャッチフレーズでおなじみの民間保険。莫大な広告宣伝費と人件費をかけて、それで儲かっているんだから安いわけはありません。
 一見安く見える掛金も、ハイリスク者を閉め出したり、社会的にも問題となった払い渋りや不払いなどで保険金支出を極力抑えて上手に演出しているのです。9年連続収入が減らされている今だからこそ、あなたの加入している民間保険を点検し、労働組合の共済に切り替えることをお勧めします。点検のポイントは…

  1. 現状を正確につかむ。タンス等から「保険証書」を全部探し出す。次に種類別に整理し掛金合計を出す。一般に掛金総額は、年収の5%が上限。
  2. 一覧表に整理したら、次はどんな時にいくら給付があるか調べる。給付がだぶっていたり、必要なリスクが全部カバーされていますか?
  3. 現状の把握が済んだら、今度は今の生活で備えるべきリスクとその金額を改めて考える。子どもの自立後は生命保障は300万円位でOK。むしろ病気や怪我入院等の医療費を厚く。

※具体的なご相談は「埼労共」にお電話を。懇切丁寧に相談に乗ります。


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